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武藤とモハメド・サラー

武藤と似たタイプの選手は、日本では思いつかないが、海外の選手で言えばエジプト代表でクアドラードの代わりにチェルシーからフィオレンティーナへレンタル移籍したモハメド・サラーがよく似てるかなと。

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彼はフィオレンティーナで今季大活躍している。

ユベントス戦でも2ゴールぶち込んでました。

 

武藤との違いを言えば、(年齢は同じくらい?だけど)経験豊富で戦術眼があるところ。凄く落ち着いているし、自信に満ち溢れたプレーをします。そして試合状況に応じて適切なプレーを選択できる。

 

技術的には、まずパスが上手い。ここは武藤と全然差がある。クロスも上手いしね。

だから色んなプレーの幅があります。これがサラーを止めるのが難しい主因です。

 

トラップに関しては両方ともあんまり上手くない。

 

スピードに関してはトップスピードはサラーの方が断然早いでしょう。でもトップスピードに乗る時間は武藤の方が早いので、スピードに関しては問題はないかな。

 

フィジカルもおそらく武藤の方が上かなと。

 

そして、彼は左利きで右足はまあまあ上手い程度だけど、武藤はどっち効きかわかんないくらい両足使えるしね。だからドリブルも武藤の方が止めにくいと思う。

 

シュートに関しては、武藤の方が威力が有る。これはフィジカルのおかげかな。

決定力に関しては遜色ないか武藤の方がうまい感じがするけれど、武藤はスーパープレーでゴール決めるのに対し、サラーは冷静さを持ってゴール決めるので、単純に比較できないですね。実際練習を観ると武藤はシュート上手い感じはそんなにはないし。石川ナオとか平山とか渡邉千真みたいな決定力はとても持ってるようには見えないんだけど、でも試合ではとても決定力がある人みたいにスーパーゴールが決まる。

 

守備力に関してはサラーも結構やる。個人レベルでは武藤の方が汗をかけるし、ボール奪えるけど、チームの守備戦術の中では、サラーの方が格段に機能している感じ。

日本には守備の文化がなさすぎるのでしょうがないのかもしれないけれど。

 

結論として、武藤がサラーのように活躍するには、現状やってるレベルが差があり過ぎること(まあこれはもうどうしようもないけど)で、ここから武藤が頑張ってもサラーのレベルを上回るのが相当難しいこと。いきなりフィオレンティーナ以上(あるいはチェルシーみたいなビッグクラブ)のチームに行くことがまず難しい。

 

パスが上手くない欠点を上回る、個人の突破の技術がセリエAなどで通用するレベルで持ってるのかという事などが問題になってくる。おそらくここは問題じゃないと思う。けれど、パスの問題は解決できたら今のうちにしておくべきだけど、東京でも代表でも、もう結果を求められる状況でしか無いので、チームがパスサッカーを求めてきたとしても、パスのことは試合の中では考えない方がいいかなと思う。

パスが上手くなるなら、ポポ監督の時にそうなって置かなければ無理でしょう…と思うし。

 

ネット上で武藤のような選手はヨーロッパにごろごろ居るとよく見ますが、武藤のような選手はあんまり居ないと思います。(全く網羅してるわけじゃないけど)

比較的似てるかなと思うサラーでさえこれだけ違いますしね。

誰のことを言ってるのか教えてもらえれば幸いです。

ちなみにクアドラードとかベイルとかも似てるかなと思って、動画を見てみたけど全然違ってたw

アドラードはもっとテクニカルだし、ベイルは持ってる身体能力が全然違ってた。

でも間違いなく武藤は通用する武器は持ってると思う。

 

パスのレベルが高かったらもっと楽なんだけどなーというのが残念。

色んな監督やチームに適応しやすいしね。

でもそれをすると、武藤の良さが消えるのもアジアカップとか東京で観てるからねぇ。

 

私は東京ファンなので、武藤がずっと東京に居てくれても全然構わないんけどね。

代表に呼ばれなくてもいいし。

こないだみたいにこっちに向かってゴールをぶち込んでくれればそれ以上に嬉しい事はない。

どんな基準で年俸決めてるのかさっぱりわからんけど、今年1億以上貰ってないといけないよね…とは思う。野球選手のことを考えれば3億とかでもいいはず。

Jリーグ貧乏過ぎなのが解消される日は来るのかな。