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Tifosi blurosso

2015年ヤマザキナビスコカップ予選A組第2節 松本山雅FC 1-1 FC東京

 

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代表の4人を欠く中、前試合と7人のメンバーを変えて試合に挑む東京。

前半33分松本のMF岩上のロングスローの競り合ったボールが、前田の頭に当ってオウンゴール。先制されてしまう。

この試合、松本山雅のロングスローやCKは危険であり続けた。

しかし、慌てること無く続け、後半は東京がボールを保持し、56分セットプレーからのセカンドボールからの攻撃で、なんと東のシュートがゴールネットを揺らして同点。

追加点を奪うことは出来ずに、1-1で終了する。

 

【選手コメント】

http://www.fctokyo.co.jp/game/index.php?cont=result&gid=2015032803

http://www.yamaga-fc.com/game2015/2015/03/28/1427529655202.html


《東》
難しいゲームだったが、負けなかったことをポジティブに捉えたい。
(ゴールについて)
打った瞬間に入ると思った。リラックスして打つことができた。これからもどんどん積極的に狙っていきたい。

 

《榎本》
柄にもなく試合前は緊張していた(苦笑)。ただ、ピッチに入ると落ち着いてプレーできたと思う。

チーム全体のコンセプトを考えて、全員で戦えたことは収穫。もちろん勝ちたかったが、今日はみんなで判断を統一して負けなかった。
松本山雅はパワープレーやセットプレーの形が多いと分析をしていて、結果的にロングスローからアンラッキーなオウンゴールで失点した。

それでもまだ時間はあったし、悲観することはないと思っていた。前半は風下でツライ部分があったが、DF陣とは『慌てずに最少失点でいこう』と話していた。

みんなの意図が明確で、メンタル的な落ち込みはなかったと思う。その後も集中を切らさず、最少失点で抑えることができた」

 

・岩間選手
全体的には悪くなかったと思いますけど、やはり失点がなかなかゼロで終えることが出来ない。自分たちの一瞬の隙や気の緩みだと思うので、そこがJ1とJ2では全然違う。もう一度修正してやっていきたい。ソリさんも一瞬の隙を与えたらやられるといつも言っているし、実際にそう感じている。90分通して完遂していきたいですね

Q:それでも、ある程度J1での慣れも出てきたのでは?
だいぶスピード感や球際の激しさに慣れてきた部分はあります。前回の勝ちというのがチームにとっても個人にとっても自信になっている。その部分は続けていきたいです

Q:バイタルエリアの守備については?
FC東京は2トップで、河野選手がトップ下にいる形なので、攻め残りで後ろがルーズになる場面が結構あった。そこはボランチがケアしようと言われていました。それほど決定的な仕事はされなかったとは思うんですけど、やはり失点場面はバイタルを空けてやられたので、そこを出来ないと自分がピッチに立っている意味はないと思います。反省点ですね

Q:そこで決めてくるのが、J1だと。
そうですね。だからこそ、そこでサボらずにスペースを消すことが大事だと思います

 

【マッシモ フィッカデンティ監督の会見要旨】
試合は予想していた通りの展開になった。

最初に失点してしまってから試合は難しくなってしまった。

その中でも選手たちは落ち着いてしっかりとプレーを続け、1点を返すことができた。終盤は逆転する可能性もあったと思う。

日本代表やU-22代表で不在の選手、けが人も数名いる中で今日出場した選手たちは非常によくやってくれたと思うし、途中交代で出た選手たちも良いプレーをしてくれたと思う

 

【松本・反町康治監督の会見要旨】
ホームゲームだったので勝ち点3を獲る試合をしたかったが、最終的には引き分けに終わって少し残念。

ただ、我々らしい『全員サッカー』というのを見せることができたと思う。

今日はこのように風が強くなるとは思っていなかったので、試合に少し影響があったと思うが、最後まで足が止まらず、よくやってくれたという印象だ。

それだけに勝ちたかった。やはりJ1の選手というのは、一発で決めるシュートの力があるので、それは仕方がないと思う

 

Q:失点場面について防ぎようがあった場面に見えたが?
風の影響もあったと思いますし、芝もかなり止まるような状態だったので考えながらプレーするべきだったかなと思いますけども、ミスが重なったということには出来ない部分がありますね。

サッカーとはそういうものであって全部無くすことは出来ないわけであって。それは止むを得ないですね。

それよりも2点目のチャンスが幾つかある中で決められなかったことの方が問題かも知れません。

向こうも結構前がかりになってラフなボールで勝負してきた部分もありますからね。とくに最終ラインも徳永以外の3人はそういうボールで勝負してきましたからね

 

Q:前線の守備については?
イケには試合前に『もっとボールのところに激しく行くべきだ』と。それで例えば切り替えて外されても全然構わないと。

それよりもボールの出所に行かないというのは最終ラインもボランチも難しいんですよ。今日はすごく良かったですよね。全員守備全員攻撃というのはそういうことであって。オビナもそうですけど、やはりうちみたいな昇格してきたチームはそういうところで差をつけないといけない訳であって。そこが出来ないと残念ながらアルウィンでもアウェーの地でもプレーすることは出来ないわけですよ。そこはもう徹底してやっていますからね。

イケは交代させましたけど、悪いから交代させたのではなくて、向こうのCB2人がかなり疲労してきた中で、前田の独特のリズムが生きるかなと考えました。今日は本当に良くやったと思います。三十路になって良くなりましたね(苦笑)


Q:5試合で1勝2敗2引き分けという結果ですが、昨季と比べて?
昨年と比べているようじゃ話にならないです。

私たちは一つ上のリーグでやっているわけですから。

引き分けに終わったことでまだ2試合ですけど、上に行けるチャンスはあると認識出来ました。

僕はいい印象をもってますよ。我々らしい戦い方をして、挑んで、確かに勝てない試合もありますけど、この5試合は大きな財産になるし今後に繋がる大きな5試合になったと思います。

鳥栖戦では少しメンバーを替えましたけど、今日やっているメンバーと殆ど変わりなかったですよ。むしろ色々チャンスも作れていましたしね」

 

Q:当初より連携が深まったというのは?
特にないですね。いつも同じメンバーでやろうと短絡的に思っているわけではなくて、ベンチメンバーも含めて試合が終わった段階で一回ゼロにして、チームを構築しています。試合に出ている選手でも、自分の仕事が出来なければ変えざるを得ませんしね。でも、出ているからといって奢っている選手なんて1人もいませんよ。皆そうです

 

Q:昨季天皇杯でのFC東京との対戦では、手も足も出なかったという印象があるが?
どうでしょう。それは何とも言えませんけど、去年のチームと我々もFC東京さんも違っていますから何とも言えませんけども、手も足も出なくはなってないですよね。

J1のスピードにも慣れ、フィジカルコンタクトでも引けを取らなくなっています。昨季は少し散見しましたけど、今日に関してそういうこともないですし、色々な意味で逞しくなってきてますよね。

 

反町監督(日の丸先生)は丁寧に沢山喋ってますね。

フィッカデンティ監督は定型文な感じ。まあこれだけメンバーが変わってたら、特に他に言い様が無いですけどね。