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Tifosi blurosso

2015 J1 1stステージ第2節 FC東京vs横浜Fマリノス 前回対戦の振り返り

前回対戦の振り返り。

2014J1第34節 FC東京(8位)vs横浜Fマリノス(7位)(味スタ)入場者数:32,538人

1-1

得点:前半42分高橋 秀人  後半14分伊藤 翔


12/06 J1第34節 横浜F・マリノスvsFC東京@味の素スタジアム - YouTube

 

試合内容

勝てば7位に順位を上げられるFC東京は敵将もびっくりの今季初めての4-4-2(または4-4-1-1)でのスタート。

梶山、高橋のダブルボランチ。米本、東がサイドハーフ。トップはエドゥー、河野。

行ったり来たりの展開の中、早いパスワークと運動量でマリノスペースとも言える前半42分高橋秀人が右CKをニアサイドで合わせる、いつものあれで先制。

後半9分マリノスは怪我で万全ではない中村俊輔投入。東京は武藤を投入。

14分東京のCKのカウンターからスピーディーなサイドへの展開で、オーバーラップした奈良輪が右サイド深い位置からグラウンダーのクロス、森重のスライディングをかいくぐり、ファーサイドで左SB太田がマークにつききれず、伊藤翔が合わせ同点。

そこからはよりオープンな展開となったが、両チーム堅守を発揮して終わる。

後半32分に、二枚目のイエローで栗原勇蔵が退場してた。

 

ハーフタイムコメント
マッシモ フィッカデンティ監督
・ロングボールを使ってラインを押し上げよう。
・DFはコミュニケーションをよくとって、マークを受け渡すこと。
・我慢強くボールを奪ったら、質の高い攻撃を仕掛けよう。
・ラインはコンパクトに保つこと。

樋口靖洋監督
・守備はセカンドボールの競り合いで負けないこと。
・攻撃はもっとテンポを上げて、サイドチェンジを有効に使っていこう。
・最終戦、持てる力を出し切って、絶対に引っくり返そう!

 

試合後敵将の弁

スカウティングを外されて最初混乱した。

オープンな展開になって、ペースをつかめず。そういう展開は東京のペースかなと。

終わってみれば堅守を発揮したかなと。

(中村の投入は?)オープンなゲームなので間でしっかり受けて逆にシュートまで持って行きたかった。

 

マッシモフィッカデンティ曰く

4-4-2は武藤嘉紀のコンディション不良に伴う変更。

武藤が(先発に)いないぶん、中盤にクオリティの高い選手を置くという意図で梶山を置くことになった。

よりコンパクトにしてサイドからしっかりと仕掛けていけるように、こういう布陣を組んだ。

中盤のワイドは張るより絞ってギャップで受けろと指示。(梶山談)

 

選手コメント

梶山:(今回の4-4-2について)中盤のワイドにもっとボールをうまく運んでサイドバックが上がる分厚い攻撃をしていかないといけない。(今後の課題)

マリノスは)前四枚とボランチ二枚もけっこうプレスに来るので相手はディフェンスラインの前が空く。

(4-4-2は4-3-3のときよりタテにコンパクトになりますが、距離感を保てるという感触は?)
トップ下が居ない分、前2枚との距離はちょっと遠くて、中盤でボールをもらったときに出しどころがない、という感じがあった。そこはダブルボランチのときはボランチ同士でパス交換をして、時間をつくるということをやらないと。きょうは全然パス交換をしていない。うまく廻らないのはそこが原因だったので、ちゃんとボランチ同士で話して、直していかないといけないと思う。

高橋:ダブルボランチにしたことで結果的に一回攻撃の厚みができる。

ヨネ(米本拓司)と(東)慶悟が高い位置からプレッシングできるということで、相手のサイドバックを抑える効果があった。

4-3-1-2と4-3-3のアンカー像もちがう。

 

4-4-2という奇策から入った事は対マリノスと言うよりも、チームの事情(武藤のコンディション)だったけれども、新たな可能性・オプションを感じさせるようなスピーディーな試合となった。

マリノスの監督が言ったように行ったり来たりの展開は、マリノスペースでは無いのであろうが、東京のペースであるかどうかは良くわからない。昔だったら確かにそうだし、今の東京でもしっかり守ってカウンターが何度もあれば、そういう展開になるのだろうけど、どちらかと言えばマリノスの最終ラインの押し上げからの攻撃を嫌ってロングボールを多用して下げさせたということなのだと思われる。(←もう覚えていないw)

だから、今回の対戦でもロングボールで敵の攻撃を膠着させることはあるだろう。

でもそこは攻撃の為ではなく、守備の為なので、ロングボールが攻撃につながらないとかいう風に見ずに、どれだけ下げることが出来たかを見るべきなのだろう。

マリノスの最終ラインの前が空く点は、監督が変わっても継続されているのかな?も見所ですね。

 

マリノスの今年の第1節の試合についても、ちょっと見てみないとこれ以上は何も言えない。

川崎に1-3で完敗したんだよね。マリノスから3点も取るなんて、フロンターレはやばくない?3点も取ったら絶対より激しく守備るでしょ!なんて事をしてくれたんだ。

ダイジェストをちらっと見た限りでは、ちゃんとディフェンスが整ってる中をぶち破って得点取ってたような。わかるよ、わかる。川崎はそういうチームだから。

東京も去年の最初の対戦はそうだったから。2回目はめっちゃインテンシティーを高めてなんとかボロ負けはしなかったような。(引き分けだったっけ?)

OHPをみたら、全てを出し切ってスコアレスドローに何とか持ち込んだという試合だった…あ、今は川崎はどうでもいい。