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Tifosi blurosso

プレビュー 2015年 J1 1st 第3節 ヴィッセル神戸対FC東京

神戸の戦績

第1節 ヴィッセル神戸 0-1 柏レイソル

得点者 63分 工藤壮人

www.youtube.com

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http://www.vissel-kobe.co.jp/match/gamereport/2015/j1_1_01.html?tab3

試合後ネルシーニョ監督コメント要旨

前半はいい内容ではなかった。守備に回り、いい攻撃が出せなかった。

パスがうまいチームにスペースを与え、主導権を握られた。

後半、結果を残し勝たなければということで、2人交代させた。

入った選手が意図を理解して、リズムを変えた。

チームも全体的に前でプレーする時間が多くなり、チャンスを作ることが出来た。

失点は防げた失点だった。セットプレーからセカンドボールを拾われ、そこで決められた。

後半の変化、そこで選手たちが勇気を持ってトライしたことはポジティブ。


質疑応答
(森岡選手を前半で交代させた理由は?)
彼自身のプレー、パフォーマンスに異常があった。

彼は非常に賢い選手ですし、技術も高い選手。いつものようなプレーが出来ていなかったという理由で交代させました。

センターバックのブエノ選手をボランチで起用した理由は?)
彼は元々ボランチの選手。そういう選手がセンターバックをやっていた、元々のポジションでやらせた。

ウヨンと組ませるのに、守備が出来る、フィジカル面でも負けないタイプの選手をいれて守備を安定させ、攻撃の選手が専念出来るようにという意味で起用した。

その部分は良くやってくれた。カウンターを受けることもあまりなかった。

(昨日の練習後に1試合ずつ状態は上がっていくと話されていましたが、来週の川崎F戦では、もっといい試合が出来るという手応えはあるか?)
それは今も変わらず確信しています。

今日のゲームもチームとしてのポテンシャルは見せた。

特に後半の彼らの内容は、ポジティブな結果にはなりませんでしたが、私が見る中で、後半の選手たちには確かな力があることを見せたと思います。

石津大介選手

自分が入ったら点を取りにいくという役割は明確でした。

自分たちも前半支配されていた分、全体的に距離感があまり良くなく、ファウルをもらうのが精一杯でした。

山本海人選手

相手もネルシーニョ監督のやりたいサッカーを理解し、それをかいくぐる術を知っていたと思う。逆にいえば、うちはもっと潰しどころを強くいくべきだった。

後手後手を踏んでいた。

迫力を持って相手を潰せてなかったので、相手が良い縦パスを入れてくる。

相手には、縦パスを入れたらカウンターを受けるのではと思わせられなかった。

奥井諒選手

(後半流れを変えられた要因は?)
前に(小川)慶治朗が入ったことで、いい取り方や、跳ね返し方が出来るようになったので、それでいい攻撃につなげられるようになったと思います。

ボランチのブエノ選手との連携について)
彼は身体能力が高いですし、守備能力が高い

小川慶治朗選手

守備でしっかりハードワークすることによって、攻撃にチャンスが増えるので運動量を出していこうと思って入りました。

全体的に守備のところで、マークがはっきりしないという戸惑いがあった

(奪いどころが難しかった?)
攻撃にいきたいので、前の選手は大外を捨ててコンパクトにして奪い切るという感じでやっていたので、そこで奪えなかった時に、奪いどころが分からず、自陣まで押し込まれることが多かった

(後半の手応えは?)
前半より、流動して、誰かのためにウラを取らせる動きが出来たと思います。ウラを取れたり、前を向く時間が増えたのは良かったのですが、まだまだです。

高橋祥平選手

(後半は攻撃を考えて守備のやり方を変えたのでは)

そういうことよりも、中盤のウヨンとブエノのところで数的有利を作られ、スペースを作られていたので。前目にポジションを取って潰すことをイメージしていた

それをもっと高い位置でできれば最初から後半のような流れになったと思います。

ブエノ選手

先発起用について、どういう部分が評価されていると感じているか)
(自分は)DFの選手なのでボランチで起用されたことについては、もちろん自分の中でも驚きでしたし、分からなかった部分もありましたが、そこは自分の守備の部分を評価されてのことだと思いました。

渡邉千真選手

(新しい選手が何人かいる中で、どこに柏との差を感じましたか)

試合勘の部分で差はあった

(今日は複数のポジションでプレーして難しい部分もあったのでは)
与えられたポジションでチームに貢献できなければいけないですし、そういう意味ではゴールも取れなかったし、チームが勝てなかったので、貢献できなかったと思います。

 

第2節 川崎フロンターレ 2-2 ヴィッセル神戸

得点者 59分 大久保、73分 レナト

    29分 渡邉千真、72分 高橋祥平

www.youtube.com

http://www.vissel-kobe.co.jp/match/gamereport/2015/j1_1_02.html?tab2

     渡邉

小川   森岡 ペドロジュニオール

   チョン フェフージン 

安田 高橋 岩波 奥井

                 山本

 

ベンチ:GK30徳重 健太、DF3相馬 崇人、DF4北本 久仁衛、DF6高橋 峻希

    、MF17田中 英雄、MF9石津 大介、FW18マルキーニョス

 

試合後ネルシーニョ監督コメント

こういうゲーム、難しいゲームになることを予想して臨んだゲームでした。

川崎と対戦するにあたり、私達のゲームプランはカウンターをまず狙うことでスタートした。

相手のグルーピングサッカー、パスとムービングとポゼッションの時間を長く握れるような選手が揃っているということで、見た目では相手のボリュームが勝ったと思いますが、うちも狙った通り守備からカウンターというイメージしていたところを出すことが出来て、相手にとって脅威になるシーンは作れたと思います。

監督質疑応答
ネルシーニョ監督の目指すディフェンスから効果的なカウンターという形は出来ているように思えるが、さらに完成度を上げるために課題と考えているところは?)
理解度は、この試合のプランに関して遂行してくれたと思います。

今日も守備のところは、自分たちがやろうとしたこと、伝えたことを出来ていましたし、奪ってからカウンターも何本か出せました。結果以上に認めています。

(フェフージン選手を先発で起用したが、評価は?)
彼はセカンドボランチとして、初めてJリーグで試合に出ましたが、彼が持っているクオリティとゲームに対する気迫を出せていたと評価しています。

交代は、少し前から疲れが見えてきていたことと、打撲もあり、少し動きが鈍くなったためです。それまでに先発としての役割は遂行出来ていたと思います。

マルキーニョス選手を先発から外した理由は?)
私が持っているオプションのひとつです。ゲームとチームを見て、私が必要だと思う選手を使う。監督としてのただのオプションです。

(渡邉選手ですが、後半前線から中盤に落ちるシーンが多かったが、その狙いは?)
千真は元々ポリバレントな選手で状況に応じて対応することが出来る選手です。ポジションを入れ替えたのは、森岡が少し守備にいくことが厳しくなっていたので、千真をそこにおいて、森岡を前に上げるようにスイッチしました。森岡は前線でしっかりキープ力を出せていました。そこを期待してのチェンジでした。そして、千真に期待していた中盤の守備もしっかりと出来ていたと思います。

岩波拓也選手

(大久保選手のゴールについて)
どの審判に聞いても入っていたと言われましたが、映像を見ても入っていなかったと思うのですが・・・。

チームとしてはいい試合が出来た。

渡邉千真選手
シュート9本は少ない。勝点3を取れた試合だった。

(スタートのポジションが今日はトップでした)
色々なところをやるので、そこの場面場面で役割は変わると思います。一番は今日のポジションが今までやってきたところでもあるので、プレーもシンプルにゴールも狙えると思います。
(守備的に入って、チャンスが少なくなることは覚悟していた?)
まずは相手のいいところを消すことから入りましたが、全部が守備というわけではなかったので。いい守備からいい攻撃というチームの狙いはあったので、それがある程度出来ていたと思います。自分たちがやりたい形は出せたと思います。
(移籍後初ゴールが生まれて、ホッとしたか?)
ゴールが取れたことは良かったのですが、勝点3を取りたかったことが本音ですし、勝ちにつながらなかったことが悔しいです。得点シーンは、亮太がいいボールをくれたので、あとは決めるだけでした。

小川慶治朗選手

守備に負担が大きすぎて、攻撃の時の体力がないということも少しありました。

攻撃になった時に、前の選手がいいポジショニングで後ろからボールを引き出すことが出来なかった、もう少し体力を残して、うまく攻撃のための守備をしなければいけないと感じました。

その中でも、最後は神戸のほうが運動量を出して、ボール保持出来たので、それを前半からもう少し出していきたいと思います。
ネルシーニョ監督になり、2試合目でした)
守備のところでは、少しは改善された。

相手のシステムによって、少し後手に回るところもあります。

相手のシステムによって、色々変わるので、早く適応してやっていきたい。

ミーティングではいいイメージを作れているので、それを実戦で出せるようにしていきたいです。

森岡亮太選手
(先制ゴールのアシストについて)
千真くんがいいタイミングで抜けてくれたので、いいところに出せました。
(カウンターからの得点までは狙い通りだった?)
狙っていましたし、いい形で先制点も取れたのですが、前半の流れの中で、もう一点取るべきだったというか、取らないとこういう結果になってしまうことを、終わってから感じました。
(ゲームプラン通りだったのか?)
フロンターレは上手いので、押し込まれたり、チャンスを作られることは想定していました。

 

 

第1節のプレスの強度の問題は第2節で改善されたよう。

選手の中ではまだネルシーニョ監督の相手のシステムに応じた変更に馴染んでいないのでその混乱は狙いどころであろう。

しかし、神戸はナビスコ第1節休みなので休養十分。しかも移動もないので体力的な差や準備の差はあるだろう。

東京も結果的にはナビスコで7人先発を変えたので、まあ、軽いけが人が多かったからでもあるが、そこまで体力的に差があるということもないであろう。

 

http://www.targma.jp/wasshoi/2015/03/20/post4982/

マッシモ フィッカデンティ監督「受け身になるのではなく、自分たちで積極的にフォーメーションを変えていく。そうすることで、自分たちがしっかりと試合のハンドルを握って操作できるようになる」

 

監督が変り、まだまだチームとしての対応が出来ていない現在の神戸を見透かしたようなこのコメント、一般的なことを言ってるだけだけど…。

ネルシーニョに対しては、経験もあるし戦術の柔軟性もあると見ていて、FWを活かすと同時に敵の良さを消してくると警戒してる模様。しかし警戒するあまり自分たちの良さを消してしまうのは賢くないそうである。

あまり4-3-3というファーメーションにはこだわってなくて、どんどんその都度姿を変えて行くのが普通という考えがわかります。

選手たちの今季のコメントをみると相手の選手個人よりも、相手のチーム自体の攻撃をどう止めるのかと言うところに変化しているように見受けられる。

本当に1日しか神戸対策の落としこみを出来ないので、東京はそれほど相手を意識した戦いはできないと思うが、両チーム共、固い試合から始まり終盤にかけて勝負をかけていく形になるであろう。

 

FW林は復帰まで2,3週間掛かる模様。

梶山・米本・太田は神戸戦大丈夫みたい。ナビスコ休ませて良かったですね。